夕凪の海が白く光らない(ていうか、台風で凪ぐどころではない)

落ちモノが嫌いです。

スプラッシュマウンテンとか乗りません。
バイキングとか乗れません。
前から落ちるのは平気なので、スペースマウンテンとか、八景島シーパラダイスのコースターとかは平気ですが。
垂直に落ちるのは本当に駄目で、シーパラのフリーフォールの真下で、皆の荷物を預かったことがあります。
とにかく下に落ちる感じが駄目なのです。
昔はエレベーターの下りに乗る時も、息を止めて腹に力を入れていないと変な声が出る位駄目でした。

そんな私。
飛行中のエアポケットなんか耐えられる訳がなく、それが今回一番不安。
飛行機が落ちる場合は、まあ多分怖いと思う間もないと思うのですが。
エアポケットは落ちてからも意識が連続してあるわけで・・・。
ショックで死んじゃうかもしれない。

しかし私。
移動が兎に角多くて長い、朝のこっ早い仕事をしていた私。
乗り物に乗ったら、起きている事がない私。
今回は寝ることを超頑張りました。
寝てしまえば、怖くない(多分)。
よくよく考えれば、油断してる分“変な声が出る確率”は上がりそうな気もしますが、兎に角寝ました。

そして睡魔は恐怖に打ち勝ったのです。
手元にガイドブックなかったという理由もあったのですが、あったら寝なかった保障は一切ありません。
気が付いたら着陸。そんな感じです。
飲み物はしっかり頂きましたが。
斜め前の席で、若い娘さんがじゃがりこを一心不乱に食しているのが非常に印象的でした。

今回初めのミッションは、空港で降りる駅を間違えないこと。でしたが、無事に行くことが出来ました。
“前に仕事で行ったから大丈夫だよね。”と思っていた仕事で行った駅は・・・隣の駅でした。危ない。
自動チェックイン機を使う自信が全くなかったことと、欠航になった場合のJALの連絡先を入手しておきたかったので、カウンターのお姉さんに全部手配してもらいました。
お姉さん、ありがとう。
空港ではラウンジが使えたので居場所には困りませんでした。
旦那の家族カード、ありがとうです。

初めてとはいえ、今回は国内線だったのでなんとかなりました。
国際線乗る時は、数日前から
『サイトシーイング。』
という練習をするという位英語がさっぱりです。
聞かれたこと、1回もないですけどね。
多分誰がどう見ても観光客なんだと思います。

むしろビジネス目的だったら、不審者に見られそうです。
英語圏での私の様子はあきらかに怪しい人のそれですから。
妙にきょろきょろしてて、近づく人に警戒しまくってるという。
いい加減マダムな感じに落ち着きたいものです。

そして今日も金沢市内に到着しないまま終わってしまった。