世界の半分は書物の中にある

いきなり含蓄ありそうなタイトルがついておりますが、勿論私の言葉ではありません。

7月7日の七夕の日。
東京国際ブックフェアに行ってきました。
私にとって今年の目玉はなんといっても、京極夏彦氏の講演会です!!

ええ、記事のタイトルは、まんま先生の当日の講演のタイトルです。

人間が世界を認識する為に発明したのが言葉であり、文字なんだよ。という実に京極さんらしい話でした。
文章は読んだ人間が脳内変換掛けたものだから、全て個人向けにカスタマイズされたものであり、構築された世界は、世界に一つだけの自分だけの物。

そう言ってしまうと半分どころか世界の全ては個人個人の物で、決して同じではないので・・・ちょっと孤独な気持になりそうですが、まあ真実よね。

語彙は豊富なほど良いので、本を読みましょうという落ちで、聞き手をブックフェア会場へ送り出した京極さん。
主催者の方も、“よし”と思ってた事でしょう(笑)

語彙量は、同等の物を聞き手(もしくは読み手)が持ってないと、伝えたいことは上手く伝わらないそうです。

私の場合、相当文章読み続けて語彙を増やしまくらないと、読書オタクの京極さんの書いた文章を理解するのはなかなか難しそうです。

語彙量増やせる様に、読書を頑張らせていただきますので、どうか。


京極堂シリーズの新作をいい加減出してはもらえませんか???

そろそろ待ちくたびれましたので、本当にお願いします!!!