安心安全な米が美味いかはまた別の話である


誤解のない様に先に書いておくけど、"美味しかった"が落ちなんだからねっっ!!


条件反射で泣いてしまう事があります。

ひとつはフランダースの犬最終回。
パトラッシュの「きゅう~。」という弱々しい声とネロに寄り添う場面あたりで堤防決壊です。

あらいぐまラスカルの最終回も、メスアライグマに惹かれてついて行きかけるも、飼い主を振り返るラスカル。
「行っておまえの幸せをつかめ!」
・・・号泣である。

話がそれた上に涙が出てきただ・・・。

えー、泣き入る絵本部門第一位の事を書きたかったんですよ。

八郎
福音館書店の絵本です。

八郎は小山ほども大きかったですよ。
何でこんな風に生まれてきたか解らない日々をすごしていた時に、大波(津波)が村を襲います。
泣いている村の子供に守ってやると声を掛け、八郎はひとり津波に立ちはだかります。
波が引くと八郎の姿はどこにもなく、何処までも広がる干潟だけが残っていたのでした。

八郎潟の伝説です。
30代も半ばにさいたま市の図書館で20数年ぶりにこの絵本に出会いまして、
児童書コーナーで立ち読みしながら泣く
という大失態を演じてしまったわけです。

そんな、八郎の犠牲の上になりたっている秋田県大潟村あきたこまちの新米をいただきました!!(我ながらスゴイ話のつなぎ方だ)

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私が30過ぎてから初めて牛丼屋が出来た秋田県(ちなみにすき家)は大潟村の素朴なお兄さんです!!

大潟村あきたこまち生産者協会の暮らし応援フェアのブースです。
安心・安全な米をつくり、独自にブランド価値を高めて行ったところに東電がやっちゃった為風評被害を受けている秋田のお兄さんが、「測定器買っちゃいましたよー。」と、期待以上の標準語でおっしゃってました。
秋田訛りが聞きたかったのでちょっと寂しかった。

秋田県地震の時の津波被害もきっとあったであろう大潟村
立ち上がって来たところ今度の原発事故→でも負けてない大潟村
もいっちょ頑張って欲しい大潟村(というか東北全県)。

お米以外にパスタも作ってます。もちろん原料は米、米です。
小麦入れたら、アレルギーの子の為の商品になりませんもん。
ちなみに、写真の通り、種類が多いので通販ページをチェキするのだ!!
価格が驚くほど良心的だから。

私はきりたんぽと比内鶏比内鶏スープが欲しいなあ。
きりたんぽは、団地の裏の手形山スキー場でそり遊びのあと集会所で食べたのが美味しかった。
運動神経激ニブだし、友達居ないから、子供会行事なんて苦痛でしかなかったのに、覚えてるなあ。

外食では比内町の町営レストランのきりたんぽ鍋が良心的価格で美味いよ。

会社行事で冬にきりたんぽ作ったのも懐かしい。しかも美味い。
会社は仙台市なんだけどね、係長が秋田の人でね、人脈を駆使しまくって手に入れた比内鶏を贅沢に使って作ったきりたんぽ鍋やら雑煮は超美味かった。
レシピはまだとってある。

ああ、また話がそれたぞ。

イメージ 2
このね、やたら綺麗なお米が、今年の新米!!新米です。しかもあきたこまち!!
私が一番好きな米の品種!!

でもね、私去年から洗剤アレルギーで年中指から血を流しててね、すぐに炊けなかったんですよ。
炊くんだから大丈夫!と心に言い聞かせてもなんだかね、黄色ブドウ球菌仕込んでるみたいで・・・。
でも先週の木曜日、ついに、何処からも出血してない日が訪れました!!今よ、今炊くしかないわっっ!!

イメージ 3

でね、見て見て。
この色。
この艶。
このもっちり感(見た目でわからんがな)。

いやー、新米、うんまい。
日本人に生まれてきて良かったわ~。
写真で解る様に、なんと粒の大きさまでね、揃ってるのね。

美味しんぼで究極の御飯の時に、米の粒揃えて炊いていた意味が今頃よーく解ったわ。
もっちりで美味しい♪

この御飯でいぶりがっこ喰いたいなあ。
本気で秋田旅行の計画を立てかけた私なのでした。

田沢湖良いよ田沢湖
大潟村のご近所象潟村もおススメ。
男鹿半島は愛だしね。
なまはげラブだしね。

あ、これだけは山形県民にゆずらないけど、鳥海山、あれは秋田富士だから!
たとえ頂上部の緯度経度が県境の向こう側にあっても、鳥海山は譲らない。
それが秋田県民。

是非国内旅行をお考えの方は、秋田県をよろしくご検討ください。
早く行かないと、寒くなるですから。