春はあけぼの

あけぼのなんぞ見た事のない私です。(徹夜明けは除く)
春眠暁を覚えず…の方が共感できます。
9階なので鳥の声はしませんが、川沿いなので風が強いです。
花が半端なく散るので、夜来風雨の声を多少どころではなく知る事が出来ます。
えぇ、花どころか洗濯物がすっとんでますもの!
そういえば数年前の台風の日。
真横に飛ばされて行くバスタオルを見掛けた事を思い出しました。
非常に惜しい事でございます。
あの日飛ばされていたのが、もし、腹帯やさらしだったなら…細すぎるけど包帯でもいいや…。
私は一反木綿に行き合うことが出来たのに!
あとは極端に視力が落ちているので、いつかぬりかべには会えるかもしれません。
えぇ、ぼーっと歩いてて、壁の直前まで行ってからふと気付けば、見上げて腰を抜かすこともありましょう。
もうあとは、咄嗟に妖怪かと思えるかどうかにかかってます。
昔は街灯もなく暗いから、驚いて提灯落とせば真っ暗闇。
逃げ帰る途中に、河童に足を引かれたり、袖引きに袖を引かれたりもきっとしましょう。
小豆を洗ってる音がしたり、ヒタヒタにあとをつけられたりするやもしれませんね。
さて、これだけ妖怪に出合えそうなシチュエーションを想定してみても、やはり彼には出会える気が全くしません。
豆腐小僧
映画の主人公として活躍中!

いや、もぉ、本当に、何故主人公に抜擢されたのか!
基本的には豆腐を持って立っているだけなのでございます。
勧められるままに豆腐をいただくと、全身黴る場合がございますが…見知らぬ小僧に夜道で豆腐食えと言われても、食いませんわな。
しかも、豆腐小僧の豆腐は特に“思わず食いたくなるような”キャプションが一切付いてございません。
普通の紅葉豆腐、水にも漬けずに盆に乗せております。
まあ、乾かないらしいので“不味そう”ではないらしいのですが…。
そんな訳で、映画“豆腐小僧”を絶賛応援中!