やはり京極夏彦は天才だった…d(^O^)b

小説“豆腐小僧”及び映画“妖怪大戦争”のラストに若干触れております。未読者注意です。



小説:豆腐小僧、読了。
肝心の主人公が“特に何もしない”妖怪である為、分厚い本ラスト数十ページにおいて話の収集がついていない。
“京極さんだからやってくれる”と信じてても(ファンなんで)“どうすんの?これ?”な状況。
ラストできたまさかの“豆腐小僧の活躍”でございますよ。
『豆腐ちゃん、立派よ!』
まさか豆腐小僧を頼もしいと思う日が来るとは!
基本“豆腐を持って立っている”以外は見た目の特徴と出自ばかりですからね~、説明書き。
ちなみに豆腐ちゃんは“親がスゴい”子でございますよ。しかも七光らない!名門の出でありながら、存在感が薄い!
もう、“何故豆腐小僧主人公で小説書こうと思ったかな!”と買うのに3週間躊躇したほどでした。(あらすじの予想が全くつかなかったんだもん)
映画“妖怪大戦争”の落ちで“小豆洗い”が世界を救ったというまさかの展開を迎えた前例がなきゃ買わなかったと思う。(妖怪大戦争、奇作です!)
でも、買って良かった。
立派に成長した豆腐ちゃんに会えた。
自信を持ってお薦めさせていただきます。
妖怪ファン必読!!←範囲狭っっ!