表現力って大事

日曜日の出来事。
特撮に嵌ってるお嬢さんが、現在放送中の仮面ライダーについて教えてくれました。
『主人公が二人いて合体してライダーになるんですけど。一人は引きこもりで、もう一人が明るい子で営業担当なんです。』
…正義の味方の営業?と思ったら、職業“探偵”だそう。
探偵で引き籠もりな時点で、見たい気がします。(←ツボ1)
『それで引き籠もりの方が記憶喪失(←ツボ2)もなんですけど、実は“実家が悪の組織”なんですよ~。』
「じ、実家が悪の組織?」
座がざわついたが、本人は自分が投下した爆弾には気がつかない。
“実家”という郷愁と生活感誘う単語と“悪の組織”という現実味のない単語を組み合わせたコラボが与えるインパクトは相当なものだけど、本人は全く気がつかない。

ええ、私見てるかもしれません。来週仮面ライダーを!
実家が悪の組織のお宅を見てみたい。
「今日はお父さん幼稚園バスを乗っ取っちゃったぞ♪」
「あらお父さん、やる事小さいわ。私なんて10人の男から“父が不治の病で…”涙をひとつ浮かべただけで、合計で数百万まきあげてやったわ♪」「もう、あんたはすぐ身内を殺したがるんだから…それは最終手段でしょ。母さんはまだまだ結婚サギでイケるわよ♪」
「!さすがお母さん。」「やっぱり母さんが一番の悪党だな!」
「嫌だ、お父さんたら。浮気はしてないから安心してね♪」
「はいはい。あー熱い熱い。あたし明日の仕事早いからもう寝るね。」
とか一家団欒してるんだろうか。しているんだろうか?
ちなみにお姉さんの職業はアイドルらしい。
仮面ライダーダブル。彼女のおかげで気になって仕方ない。